マンションの資産価値が下がるタイミングは?

マンションの価値を考えるとき、築年数によって価格が下がっていくのは仕方がありませんが、その下がり方にどのような傾向があるかご存じですか? 一般的には、最初の頃は急激に下がっていくことが想像できますが、その後はどのような経過をたどるのか、売却時期の検討にも影響するので知っておいて損のない知識です。

そこで、どのようにマンションの価格が年数によって下がっていくかをご紹介します。

中古マンション築年数別成約単価の推移

東日本不動産流通機構が「築年数からみた首都圏の不動産流通市場」という2017年度のレポートで、5年単位での1平方メートルあたりのマンションの平均の成約単価を発表しています。

築年数平均成約単価
0〜5年74.37万円
6〜10年61.17万円
11〜15年56.46万円
16〜20年46.73万円
21〜25年31.55万円
26〜30年29.97万円
31年以上〜29.79万円

これを見ると、築5年を過ぎると急激に成約単価が下落しています。それ以降は緩やかになることが分かります。

このデータは首都圏のデータなので単価&下落率に関しては、その他の地域と単純な比較はできません。

しかし、築5年過ぎから下落傾向が大きくなり、その傾向は築11年を過ぎる頃からハッキリした大幅な下落傾向になることは、同じ人間が考える購買行動なので、変わらないと推測できます。

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できるだけ高く売却するためには、築6年を経過する前の5年頃から売却を検討する方が良いことがわかります。

築21年を経過してから売却を考える場合は、築年数による売却価格の低下については、それまでよりも緩やかなので、売却時期は売却が必要になったときで特に問題なさそうです。

関連ページ・首都圏・近畿圏のマンション平均価格の推移
中古のマンションを売りやすい時期とは


売却希望中古マンションの新規登録平均単価

築年数平均成約単価
0〜5年90.69万円
6〜10年72.93万円
11〜15年66.00万円
16〜20年53.27万円
21〜25年37.51万円
26〜30年36.78万円
31年以上〜41.94万円

同じレポートで、中古マンションの1平方メートルあたりの登録単価が発表されています。同じ物件の登録単価ではないので、単純比較ができませんが、成約する単価と売却に出した時のギャップの大まかな傾向が分かります。

これを見ると、傾向的には築年数が古くなるほど、希望売却価格では売れにくい傾向が読み取れます。

このデータからだけでは何ともいえませんが、築11年から15年がもっともギャップが小さいことを考えると、購入者がこの築年数のマンションにもっとも価格的な魅力を感じている可能性がありそうです。

地域性などの違いで一概に同じことがいえるとは限りませんが、中古マンションの売却は、築11年から築15年までがもっとも有利であると考慮しても良い可能性がありそうです。

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