簡単にわかる中古マンション市場動向(2019年)

マンションを売却するには、最近の中古マンションも市場がどのような状態にあるかを知っておくことが大切です。なぜなら、売り手市場なら、売り急がずに希望売却価格で、「購入したい人が現れるまで待つ」といった選択をしても販売できない可能性は低いと考えられます。

一般的に、不動産ではじっくりと好条件で売れるまで待つ方が有利な販売ができます。

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しかし、逆に買い手市場であれば、希望価格で購入する人を待っていると、最悪は販売できないことがあります。

中古マンション購入希望者からすると、長く売れない物件は「何か問題あるとのでは?」と怪訝に思ってしまい、「マンションを見たい」という引き合いすら少なくなり、値引きしても売れにくくなるからです。

現状とこれからの中古マンションの市場動向がどうなるのか、そして、その市場動向の中で上手にマンションを売却するには、どうすれば良いのかを解説します。

中古マンション市場は厳しい時代へと進む3つの理由(マクロ編)

市場全体を見るとマクロ的には「中古マンションは売れない」時代に直面しています。そして、さらにその傾向が強まっていくと考えられます。

その理由は3つ考えられます。これらの理由により、一般的に今後は中古マンションは、需要減少、供給過多の売却が難しい時代となります。

理由1 人口・世帯数の減少

内閣府は、2018年の1.26億人から2030年には1.17億人、2060年には0,87億人に減少すると報告しています。(参考・内閣府「人口・経済・地域社会の将来像」)

実は、国土交通省によると、人口減少は2004年をピークに減少しはじめていますが、世帯数は単身世帯の増加や1世帯当たりの家族数減少で2015年に増加していました。しかし、いよいよ世帯数も2015年の5100万世帯をピークに減少をはじめ、2035年頃には4900万世帯まで減少します。


理由2 経済の悪化と復活の可能性

近年は、アベノミクスの効果で経済に多少の明るさが見え始めたものの、いまだ高度経済成長時代のように国民全体の経済力が上るかどうかは見通しが立っていません。

経済は良くなっても大手企業と中小企業、正規社員と非正規雇用社員の格差が広がり、マンション市場全体の需要が大きくなる可能性は見えていません。

理由3 不動産を所有したいという願望の減少

セキスイハイムの調査によると、不動産を所有したい人の率は17%に対し、賃貸で良いと考える人は29%で、一時期の不動産所有に対する強い憧れの意識が弱まり、賃貸でも良いと考える人の割合が増加しています。

多様化する中古マンション市場(ミクロ編)

マクロ的には、厳しい中古マンション売買市場ですが、ミクロ的に見ると人口増加しているエリアや、大規模なエリア開発の魅力が理由で住みたい人が増加して人気が上がっているエリアがあります。また、高齢者には街中にあるマンションの人気が上っています。

そのため、顧客ニーズにあったマンションの需要は増加しているなど、中古マンション市場も人気の「ある・なし」の格差が広がっています。全てのエリア、全てのマンションが売れにくい様相を呈している訳ではありません。

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中古マンション査定の重要性

マクロ的には、「マンション供給過多・需要の減少」であるため買い手市場になり、希望通りには売れにくい状態と考えねばなりません。しかし一方で、価値観の多様化やエリア全体の魅力の地域差が拡大して、売り手市場で通用する中古マンションもあります。

自分が住んでいるエリアであれば、その地域のエリアの魅力はわかります。しかし、同じマンションでもどのような広さ・間取り・立地が特に人気が高いかはマンションの査定を受けなければ分かりません。

また、売れにくい時代からこそ、マンション査定で買い手に響く価格を知る必要があります。少しでも高く売りたいと同様に購入したい人は少しでも安く購入したいと考えています。この価格差の許容範囲を外れると売れるマンションも売れなくなります。

マンション査定を受けて売れる・売れやすい価格を知り、売れるように専門家のアドバイスを受けながら、売りに出すことが重要です。特に短期間にマンションを売りたい人には必須です。自分の感覚だけでマンションの販売価格を決めてしまうのは危険です。

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